リンパ 顔 むくみ

リンパは美や健康と深い深い関係が

リンパマッサージをする女性

 

マッサージやエステで当たり前のように使われている「リンパ」という言葉。

 

実際にリンパとはどういったものでどのような働きをするのかをしっかりと把握している方は意外に少ないかもしれません。

 

まず、リンパとは「リンパ液」とそれが流れる「リンパ管」、そしてリンパ管が集まっている箇所「リンパ節」の3つの総称になります。

 

では、それぞれどのようなものなのでしょうか。

 

リンパ液・リンパ管・リンパ節

リンパ液とは、血管の中を通る血液の成分のうち、血漿(けっしょう)と呼ばれる成分が血管外に染み出し、リンパ管の中へ吸収され流れ始めることでリンパ液と言われます。

 

次にリンパ管とは、血管同様あらゆる部位に網目状に広がっているリンパ液の流れる管のことを指します。

 

このリンパ管が集まっている箇所をリンパ節と言い、体内約800カ所にこの節が存在しています。

 

リンパ液の元は血液の成分の一つではありますが、リンパが血液や血管と決定的に異なる点があります。

 

それが、流れ方です。

 

血液は心臓というポンプの働きによって全身に送られていきますが、リンパ液は筋肉が動くことによって流れていきます。

 

常に動いている心臓とは異なり、筋肉は自発的に動かさなければなりません。

 

それゆえ、運動不足などにより筋肉の動きが足りないとリンパ液が流れず「リンパが滞る」という現象が起こってしまうのです。

 

心臓という強力なポンプを持たないリンパは、そもそも流れが悪くなりやすいものであることを認識することが大切なんですね。

 

リンパが滞ることで顔などにむくみが起きる

むくみを気にする女性

 

リンパが滞ることで起こる現象のひとつに、顔などのむくみがあります。

 

リンパ液は体内をめぐる余分な水分や老廃物を回収し、リンパ管に乗せてそれらを運び、リンパ節で液内の老廃物などを取り除くという働きをしています。

 

つまり、リンパが滞ると、余分な水分や老廃物が流れることなく留まったままになってしまうため、その部分がむくみとして目に見える状態となってあらわれてしまうのです。

 

また、首や肩のコリもリンパが滞っている状態の一つです。

 

頭と体をつなぐ首や肩にコリがある、つまりリンパが滞っていると、顔の不要な水分や老廃物を回収したリンパ液が体へと流れて行かず、顔に留まりむくんでしまいます。

 

この場合、顔の筋肉だけをいくら動かしてもむくみは解消されませんので、先に首や肩のリンパを流すことが必要になります。

 

肌荒れやニキビもリンパと無関係ではない

顔のむくみの原因が余分な水分や老廃物の停滞であるということですが、これが肌荒れやニキビという肌のトラブルにつながることも少なくありません。

 

肌荒れやニキビは、クレンジングや洗顔による洗浄はもちろんですが、肌内部の状態にも大きく左右されます。

 

リンパが滞ることで肌の内部に老廃物が留まったままになり、肌の正常なターンオーバーの妨げとなってしまうことがあります。

 

肌荒れやニキビを改善するきっかけになる肌のターンオーバーは、血行不良が原因として言われることも多いのですが、リンパの滞りも大きく影響しているのです。

 

適度に筋肉を動かし、リンパの流れを良くすることで、肌荒れやニキビの原因となる老廃物を溜めないことが重要です。

 

リンパはなぜ流れが悪くなりやすいのか

仕事で疲れている女性

 

先述の通り、心臓の動きに合わせて巡っている血液とは異なり、リンパ液は筋肉の動きによって流れています。

 

極端に言えば、筋肉を動かさなければ、リンパはほとんど流れてくれないのです。

 

特に事務やデザイナーなどデスクワーク中心の方で、一日中座ったまま仕事をしていたら、足がむくんでしまった・・・というのことはありませんか?

 

これはリンパが流れず各所に滞り、重力に従って下へ下へとリンパ液が下がっていった結果、足に水分や老廃物がたまってしまったことで起こる現象です。

 

血液ですら、長時間同じ姿勢でいると流れが悪くなって血栓などができるエコノミー症候群を引き起こすことがありますよね。もともと流れる力の弱いリンパですからひとたまりもありません。

 

もちろん座った状態というだけに限らず、同じ姿勢で長時間過ごすと同じような状態になってしまいます。

 

これらを解消するためには、休憩時間などを利用して適度に体全体を動かして、リンパを流すことを意識すると効果的です。

 

体の各所のコリもリンパの滞りが原因の一つなので、体のコリを感じた時も、体を動かしてリンパを滞りなく流すことを意識してみてください。

 

顔や首のリンパマッサージの方法は

リンパマッサージをする女性

 

リンパが滞りやすい場所として顔や首などが挙げられます。

 

手足と異なり、意識しないとあまり使うことがないのが、顔や首の筋肉です。

 

普段から表情筋を動かしている方や、首のストレッチを行なっている方は良いのですが、「あまり意識したことがない」という方はぜひリンパマッサージを行なってリンパを流してあげてください。

 

ベストなタイミングは?

まず、リンパマッサージは、他のマッサージと同様、入浴後など体が温まり血行が良くなっているタイミングで行うと効果的です。

 

好きな音楽や香りを利用して、リラックス出来る空間で行うとなお良いでしょう。可能であればマッサージオイルなどを利用してマッサージを行います。

 

滑りを良くすることで肌への不要な負荷をかけずに行うことができます。

 

では、リンパマッサージの方法です。

 

まずは首から

顔のリンパが流れるための出口を作るため、はじめは首からスタートします。耳の後ろのくぼみに、人差し指、中指、薬指の3本の指をおいて、首の側面に沿って鎖骨のくぼみへと滑らせます。

 

指圧のように強い刺激は必要ありません。撫でるように、指の重みを利用する程度の優しいタッチで滑らせてください。

 

左右両側を一緒に、5回ほど行います。

 

肩のコリが気になっている方は、首の側面の付け根から、肩、二の腕の外側までを同じ方法で撫でるようなマッサージを行うとより効果的です。

 

次に顔へ移動

次に顔のリンパマッサージです。

 

首のリンパマッサージと同じ3本の指を使って行います。目頭から目の下を通ってこめかみへ、小鼻から頬骨の下を通ってこめかみへ、口角からこめかみへ、3回ずつ行います。

 

顔は体の他の部位の肌とは異なり皮膚が薄い部分も多く、特に目元などはむやみにこすったりするのは避けたい箇所です。

 

顔のリンパマッサージを行う際はなるべくオイルやクリームを使用して滑りを良くし、間違っても「肌をこする」ようなマッサージにならないよう、注意して行なってください。

 

日常的なマッサージが肌への刺激となり、シミやくすみ、肌荒れの原因になってしまったら目も当てられません。

 

リンパマッサージはフェイシャルエステの得意分野

日々のケアとしてセルフマッサージを行い、リンパの流れをサポートすることはぜひ行いたいのですが、やはりプロの手でマッサージをしてもらうと効果は目に見えて異なります。

 

その代表的なものが、フェイシャルエステ。

 

フェイシャルエステはまさにプロが行うリンパマッサージを味わうことができます。

 

外側からは見えないリンパ管やリンパ節をしっかりと把握して行われるプロのリンパマッサージは、むくみの解消やそれによる小顔効果などを(早い方は1回の施術で)実感することができます。

 

また、普段セルフマッサージをしている方も、それが本当に正しいやり方なのか・・・自分ではなかなか判断しづらいのではないでしょうか。

 

セルフマッサージを学ぶためにも、フェイシャルエステの体験はおすすめです。

 

プロのエステティシャン行うマッサージの、手の向きや力の入れ具合、マッサージを行う環境やオイル・保湿液・・・セルフケアに活かせる技術や工夫を知ることができます。

 

美肌を作るためにぜひ意識したいリンパ。

 

さまざまな肌トラブルや身体の不調の原因となるリンパの滞りを改善することで、健康的な美肌づくりを目ざしていきたいですね。